「AVCHDCoder」は、MKV・M2TS・MTS・TS・MP4・AVI・Blu-ray形式の動画を、AVCHD形式にオーサリングして変換できるソフトです。
変換後はDVDやBlu-rayにライティングソフトを使用して書き込むことで、AVCHD対応機器で再生可能なメディアを作成することができます。
使い方は公式サイトで説明されていますが、こちらでも簡単に説明しておきます。
AVCHDCoderの設定
(1)AVCHDCoderから「AVCHDCoder 14.08.08」とJavaをダウンロードします。
AVCHDCoder ⇒ http://tools.twanwintjes.nl/index.php?page=avchdcoder
java ⇒
(2)Net framework 2.0を有効化します。
(コントロールパネル>プログラムのアンインストール>Windowsの機能の有効化または無効化>.Net framework 2.0にチェックをいれます)
(3)最初に32bit、あとから64bitの順番で設定していきますので、C:\Program Files (x86)\AVCHDCoderの「AVCHDCoder.exe」を実行してAVCHDCoderを起動します。※ファイアーウォールの表示が出た場合は許可してください。
※起動時に下記のように表示された場合は C:\Program Files (x86)\Java\jre1.8.0_191としてOK
(4) C:\Program Files (x86)\AVCHDCoder\Installation Tool内にある、下記の3つをデフォルト設定でインストールします。
(5)AVCHDCoderの Options>FfdshowSettingを開き、デコーダーを下記画像のように設定>SaveSetting>LoadSettingの順にクリックします。
(6)AVCHDCoderのTools>Decoder Testerでテストします。(すべて緑色になればOK)
これで32bitの設定は終わりです。
⑦64bitの方が効率がよいので、64bitの設定も終わらせます。
⑧C:\Program Files (x86)\AVCHDCoder\Installation Tools\avisynth64_4-1-10のavisynth64_install.cmdを管理者権限で実行、ffdshowx64のインストール、haaliの上書きインストールします。
(9)32bitの設定と同様にOptions>FfdshowSettingの設定をしてから、Tools>Decoder Testerをしてください。
(10)Options>Settingsで64bitモードを有効にしてセーブします。
(11)下記からdBpowerAMPをインストール後にOptions>Settings>Miscを開き、dBpowerAMPの中にあるCoreConverter.exeを割当てます。
dBpowerAMP ⇒ https://www.videohelp.com/software/dBpowerAMP
これで設定は終了です。
AVCHDCoderの使い方
(1)動画のファイル、又は、Blu-rayのBDMVフォルダを読み込みます。
(2)「+Add」をクリック。
(3)書き込む予定のメディアを選択後にタイトルを入力>フォルダ or ISOファイルの選択して、保存先を指定(自動)>動画を複数追加したい場合(=まとめてオーサリングしたい場合)は、Inputに戻り追加を繰り返します>Add to Queueをクリック。
複数の動画を追加した場合は、下記の画像ように指定したメディアに合わせて容量が減ります。(オレンジ色がなくなっていきます)
(4)右の大きい「変換マーク」をクリック。
(5)オーサリングが終わるまで待ちます。(Option>CPUから負荷をあげることで多少速くなります))
(6)下記のように表示されたら終了です。
初期設定は少々面倒かもしれませんが、一度設定してしまえば使い方は簡単なので使ってみてください。
以上です。