今回は、オーサリング機能(PC以外の一般的なデバイスでも再生できるようにする)+ライティング機能(DVDなどに書き込む)がついた無料のソフトと使い方を紹介します。
書き込み方法は2種類、「AVStoDVD」で直接書き込む方法と、ISOファイルにしてから書き込む方法になります。後者のISOファイルに書き出してからメディアディスクにする方法がお薦めです。
まず「AVStoDVD」を下記からダウンロード後、インストールして下さい。
Download AVStoDVD ⇒ https://www.videohelp.com/software?d=AVStoDVD_284_Install.exe
「AVStoDVD」を使用するには、
エンコード+デコーダーソフトととして「AviSynth」と「LAV Filters」、
ライティングするための「ImgBurn」をインストールする必要がありますが、
「AviSynth」と「LAV Filters」は上記インストーラーで一緒に一緒にインストール出来ます。
「ImgBurn」は下記よりダウンロード後、インストールしてください(日本語パッチなし)
⇒ http://downloads.dddwnld.com/software/download.php?sid=470&ssid=0&did=1
3つともインストールが終わったら、デフォルト設定で起動させます。
↓
起動します(下記のようにログが全て青色になっていれば準備完了ですが、黄色の表示が出た場合はどれかが欠けています)
次に Options>Preferencesをクリックして設定を終わらせます。
Video>DVD Video StandardをPALから「NTSC」に変更します
※Save Current Preferences as defaultにチェックを入れて下さい(デフォルト設定に変更するため)
DVD Audio Formatは「AC3」デフォルトでOKをクリック
これで設定は終了です。いったんブレークタイムです。
「AVStoDVD」の使い方
先に直接書き込む手順を書きますが、おすすめは動画をISO形式で保存後にDVDに書き込む方法です。まだ書き込まずに読みながら下に進んでください。
Add titleをクリックして動画を読み込みます。
Output SizeがOKの場合は下記のように表示されます。
オーバーした場合は下記のように表示されます。
このままDVDに書き込む場合は、変換後に書き込むDVDドライブをOptions>Preferences>Authoring/Burningで確認します。書き込み速度は画像では「4x」にしていますが、無難に「2x」くらいにしておくと良いと思います
確認が終わったら、Output>Burn DVD>Startをクリックします。
m2vに変換後、ImgBurnが起動して書き込みが開始されます。
100%終了後に下記の画像が開きますが何もする必要はありません。
次にオーサリングが開始されますので、ここでも待ちます。
ImgBurnが起動してDVDの書き込みが開始されます。
書き込みが終わるのを待って終了です。
動画をISO形式で保存後にDVDに書き込む
ISOファイルとして保存した方がいい場合もありますので、こちらも書いておきます。※複数枚のDVD作成はISO推奨です
動画を追加したのち、Output横の▼>ISO UDF Imageを選択します。
DVD再生した時の見た目(テンプレートの設定)はDVD Menu>Menu Wizardを選択します。
レイアウトを設定> Run Editorで確認します。
レイアウトの設定が終わったら+Setting>ISOファイルの保存先を指定>ISOファイルの名前を決定>Startをクリックします(下記画像)
確認は「OK」
HCencが起動してISOファイルの作成がはじまりますので終わるまで待ちます。
1オーサリングの後にImgBurnが起動してISOファイルの書き込みがはじまります。
ここでもオーサリングの後にISOファイルが作られます。
「AVStoDVD」はISOファイルの読み込みに対応していないので、先ほどインストールした「ImgBurn」を起動して「Write image file to disc」を選択します。
先ほど作ったISOファイルを選択して「Write」をクリックすると書き込みがはじまります。
以上です。
まとめ:今回はエンコードやDVD書き込みに時間がかかったため、疲れました。もっと簡単に終わる記事を書きたいと思います。