仕事中に、うっかり保存するのを忘れてExcelやWord、PowerPointといったOfficeのソフトを閉じてしまった時に復元する方法です。これは、もともとOfficeについている機能なのですが、意外と知っている方が少ないので書いておきます。
実際に会社の同僚に「Excelとか保存せずに消してしまったの復元できるの知ってる?」と聞いてみたところ「保存しないで削除したの戻せるの?なんかソフト使うの?」と逆に聞かれました。
みんな「オプション」開かないのかな・・・と思ってみたり。
以下、手順です(最初の設定が大事です)
①Wordを開き、ファイル>オプション>保存にアクセスします(下記画像)
②自動回復用データの保存間隔が通常10分になっていますので、これを1分にします(この間隔は任意ですが短い方が安心)。
これで作業内容が1分ごとに一時保存されるようになります(.xlsb)
上の画像はWordの画像ですがExcelも同じオプション画面なので同様に設定できます。
自動で保存された一時ファイルを読み込むには、ドキュメント管理の中にある「保存されていない文章の回復」をクリック。
一時ファイルを選択して開くと復元できます。
今回はOffice2016で進行しましたが、旧バージョンのOfficeでも可能です(画像はOffice2010)
一時ファイルで復元した後は、ちゃんと保存してください(あくまでも一時ファイルなので)
以上です。