DVD/Blu-rayに書き込む前に知っておきたいこと(ファイル構造)

 

映像DVDは動画ファイルを、だたDVDにコピーしても成立するものではありません。
規格に定められた構造で構築しなければ、せっかく書き込んでもプレイヤーでは認識されずに再生もできません。なので、ここではファイル構造について説明します。

「VIDEO_TS・AUDIO_TSってなに?」って方は読んで下さい。

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DVD-Videoのファイル構造

映像DVDの構成ファイルは「VIDEO_TS」フォルダの中に収納されています。


■VIDEO_TS・・・DVD Videoの本体となるもので映像やメニューなど各種ファイルが収納されています。

■AUDIO_TS・・・DVD Audioで利用される音声ファイルが収納されるフォルダです。通常DVD-Videoの場合、映像ファイル内(VIDEO_TS)に音声や字幕が含まれているので利用されることはありません。

※DVD Audioは音楽に特化した映像規格で高音質な音声を収録できる規格ですが、現在はほとんど使われていません。

VIDEO_TSフォルダ

下記は一般的なVIDEO_TSフォルダを構成しているファイルです。

動画ファイルをオーサリングすると下記のフォルダ・ファイルが作られます。

■VIDEO_TSの中身

●VIDEO_TS.IFO・・・映像の再生順序などのDVD全体の読み込みに関する情報が収まられたファイル。
●VIDEO_TS.BUP・・・「VIDEO_TS.IFO」のバックアップファイル。「VIDEO_TS.IFO」が破損したときに読み込まれます。
●VIDEO_TS.VOB・・・メニュー画面の情報が収められたファイル。
●VTS_01_0.IFO・・・映像の制御を行うためのファイル。
●VTS_01_0.BUP・・・「VTS_01_0.IFO」のバックアップファイル。「VTS_01_0.IFO」が破損したときに読み込まれる。
●VTS_01_0.VOP・・・メニュー画面として使われることがあるファイル。
●VTS_01_0.VOP~・・・映像収録ファイル。規格で1GB以上は扱えないので1GBを超えると「VTS_01_2.VOP」「VTS_01_3.VOP」となります。

Blu-rayのファイル構造

Blu-rayの規格「BDMV」は映像DVDの約6倍の解像度で映像を保存できるメディアです。

下記のBDMV(地デジ放送のテレビに合わせて制定された)規格は、オリジナル映像BDMVを作る際に必要になります。

覚える必要はありませんが書いておきます。

 

BDMVの規格

映像規格:H.264(MPEG-4 AVC)、MPEG-2、VC-1
最大ビットレート:映像40Mbps 音声・字幕54Mbps
最大解像度:1920×1080(23.976fps)
音声圧縮形式:Dolby Digital/DTS/PCM
メディア容量:25GB 片面1層  50GB片面2層

 

「BDMVのファイル構造」

 

BDMVは下記の通り構成しないと市販の再生機器では再生出来ません。

一番上の階層にあるフォルダ

■BDMV・・・映像のBlu-ray Diskの本体となるもので映像やメニューなど各種ファイルが収納されています。
■CERTIFICATE・・・一部の再生機器で再生するために必要なファイル
■AACS・・・コピーガード「AACS」情報が記載されたファイル

 

「BDMVフォルダの中身」

下記は一般的なBDMVフォルダを構成しているファイルです。

動画ファイルをオーサリングすると下記のフォルダ・ファイルが作られますので、その役割を記します。

 

●AUXDATA・・・サウンドやフォントを格納したフォルダ。
●BUCKUP・・・バックアップデータを格納したフォルダ。
●BDJO・・・JAVAオブジェクトが格納されたフォルダ。
●CRIPINF・・・M2TSファイルのデータベースを格納する場所。
●JAR・・・JAVAアクティブを格納する場所。
●META・・・メタ情報を格納したフォルダ。
●PLAYLIST・・・映像収録ファイル。音声、字幕設定などが格納されたフォルダ。
●STREAM・・・映像ファイルM2TSの本体が格納される場所。
●index.bdmv・・・BBlu-ray Diskのコンテンツ配置情報などが記載されたファイル。
●MovieObject.bdmv・・・ムービーオブジェクトの情報が記載されたファイル。

 

メディア(DVD-R/Blu-rayディスク)に書き込む前に、これらのフォルダ/ファイルを作成する必要があるということです。