昔ほど需要があるとは思えませんが、久しぶりにRAMディスクを作ってみることにしました。
RAMディスクは、一言で言うと余ったメモリを高速なドライブとして使用すること。
HDDは読み書きの速度が遅いけどRAMディスクはSSD以上の速度がでます。
ただしメモリが余っている(余裕がある)ことが前提です。
RAMディスク(ラムディスク)は、Random Access Memory(ランダムアクセスメモリ、RAM)によるストレージである。ディスクメディアではないが、ディスクドライブをエミュレートすることから「〜ディスク」と呼称される。
RAMディスクを作る前にCrystalDiskMark を使ってストレージの読み書きの速度チェックをしてみました(これも久しぶりです)
まぁ、SSDなのでこんなものでしょ。
早速、「BUFFALO RAMDISK ユーティリティー」で簡単にRAMディスクを作ろうと思い、ダウンロード後、言われるままに再起動しましたが立ち上がってくれません。強制終了し再度挑戦しましたがダメでした(Windows8.1までしか対応していませんね・・・)
「SoftPerfect RAM Disk」 は、ある時期(結構前)に有料になっているので、私的には論外です(シェアウェアの体験版なら1か月無料で使えます)
「QILING Disk Master Free」はWindows10に対応していました。
ちなみにRAMディスク作成後の速度はこんな感じです。
「RAMディスクの作り方」
「QILING Disk Master Free」⇒ https://www.idiskhome.com/main/download.shtml
「DiskMaster_Free.exe」をダウンロードし実行
起動後にTools and utilities>Modify ramdiskをクリック
RAMディスクのサイズを指定(デフォルトでOK)>Modify ramdiskをクリック
set system temporary directory to ramdisk
set current temporary direcyory to ramdisk
には必ずチェックを入れて下さい。
RAMディスクが出来上がります(Y:Temp)
※再起動しても勝手に立ち上がります。
RAMディスクが不要な時は「Stop ramdisk」で止めることができます。
RAMディスクが出来たので環境変数を確認します。
確認の為、コントロールパネル>システム>システムの詳細設定>環境変数をクリックします。
無事、TEMPファイルがRAMディスクになっています。
テンポラリファイルとは、ソフトウェアが、作業中のデータの保存のために一時的に作るファイル。メモリ上に格納しきれない巨大なファイルの一部を一時待避させたり、編集中のファイルのバックアップを取ったり、クリップボードの内容を保管しておくなど、様々な用途に使われる。ほとんどの場合、ソフトウェアの終了と同時に消去されるため、ユーザが意識することはあまりない。テキストエディタなどでは、テンポラリファイルの上限容量をユーザが設定できるようになっているものもある。
出典:テンポラリファイル意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
これでTEMPファイルを使用する全てのソフトが理屈で言えば高速になります。
体感はできませんが…