SteadyCryptは、AES暗号を使用して、秘密のファイルを暗号化することができるフリーソフトです。簡単に暗号化+不可視化出来ますし、OSもWindows、Mac、Linuxに対応しています。
AES暗号の説明は下記を参考にして下さい。
AES は、Advanced Encryption Standard の略で、データ暗号化方式のひとつ。
従来、アメリカでは DES やトリプルDES と呼ばれる暗号化方式が使われていた。しかし、この方法は古くなってきため、アメリカ政府はより強力な暗号化方式を公募した。その結果、選ばれた方式が AES となった。AES は、128/192/256ビットの3種類の鍵を使い、暗号化するための方法(アルゴリズム)も従来のものとはまったく異なる。現在、実用化している方式の中では、極めて強度が高い。
暗号化形式が複雑なためか、大きなサイズのファイル(動画など)を暗号化する場合は、かなり時間がかかります。
「SteadyCryptのインストールの手順と使い方」
下記でお使いのOSに合わせたzipをダウンロードします。※対応OSはWindows、Mac、Linux
SteadyCrypt ⇒ https://code.google.com/archive/p/steadycrypt/downloads
上記でダウンロードしたzipファイルを解凍してSteadyCrypt.exeをダブルクリックして下さい。
下記の画面が開きますので任意のパスワードを入力して「Create password」をクリックします(マスターパスワードなので忘れないようにして下さい)
ファイルの暗号化は「Encrypt new files」をクリック>暗号化したいファイルを選択の2工程のみです。(ファイルは複数同時に暗号化できます)
暗号化済のファイル上で右クリックすると復号などの選択が出来ます。
- Decrypt selection ・・・保存場所を選択し複合する
- Decrypt to original path ・・・元の場所に復号する(もともとあった場所に復号する)
- Rename ・・・ファイル名の変更
- delete selection・・・ファイルを削除(もとに戻せないので注意して下さい)
また「Click to decrypt the current selection」ボタンをクリックすることでも復号可能です。
暗号化済ファイルは「Create a new folder」でフォルダを作り、ドラッグ&ドロップでファイルを移動して管理することもできます。
暗号化済ファイルの検索も簡単です。
また、検索した内容は保存して「お気に入り」として登録しておくことも可能です。
隠しておきたいファイルはこれで暗号化してしまえば安心ですね。